Mercedes-Benz 300CE-24 (W124クーペ)

- 車種
- Mercedes-Benz 300CE-24
- 型式
- E-124051
- 年式
- 1991年
- 全長
- 4655mm
- 全幅
- 1740mm
- 全高
- 1400mm
- ステアリング位置
- 左
- 製造期間
- 1991年08月~1992年11月
- 排気量
- 2960cc
- AT/MT
- AT
1991年式メルセデスベンツ300CE-24(W124クーペ)ブルーブラック
W124シリーズのデザインは非常に心惹かれるのですが、その中でも最高峰が2ドアクーペ「CE」と確信しています。
自動車デザインは常に斬新さを求め、ともすればオーバーデザインになりがち。しかしこの「CE」はどうでしょうか。
専用のデザインが各部に取り込まれながらも、セダンとイメージは共通、しかしやぼったくない。
所有する方の審美眼、2ドアを乗りこなす幸せ、メルセデスベンツのもたらす人生の彩り…。さらに「デザインとは何か?乗る人と車のデザインの関係性」
を今の時代に投げかけている気さえします。
また2ドアならではの大きめのドアを開けて乗り込むと1980年代後半の世界にタイムスリップ。そしてこの個体の特徴である
「布生地のシート」、一見何の変哲もないシートですが、ざっくりとした肌感覚が実に心地よいのです。
それまでの3000CC 直列6気筒「M103エンジン」を24バルブ化した「M104エンジン」を搭載し、モデル名にもあえて「24」を
加えて高性能をさりげなくアピール。特徴は直6のスムーズさに「高回転域になってに息切れしない」パワーが加わっています。
CEにだけ組み合わされた「5速オートマチック」、時代を感じる小さく細いタイヤの軽やかな乗り味、安心感をもって粘るコーナリング性能は
「布生地シート」のホールド感と相乗して、安心で軽快で重厚。懐の深い運転感覚が心に残るのです。











