1992年式メルセデスベンツ500E（W124）ブルーブラック
そのパフォーマンスと造形美は時を超えていまだに多くの自動車ファンの心をとらえる500E。
生産台数も10,000台あまり（後期型E500を含む）と少ない中、状態の良い個体も年々減少しつつあります。また海外での人気の高まり
から、ますます日本で見かける事が少なくなってきました。
本個体は前期型の「日本仕様」。5リッターのエンジンはやはり力強く、また意外に洗練された低速域での運転感覚も持ち合わせています。
現代の自動車と比較すると圧倒的にコンパクトなボディサイズも魅力。
本来「4気筒の住処」だったエンジンルームにV8エンジンを押し込み、重くなったエンジンと、4気筒の3倍近いパワーを受け止める強靭なボディ。
ステアリングを切った方向にきちんと頭が向いてくれる安心感、望んでスロットルを踏み込めば、強烈なアグレッシブさに圧倒…。
支持され続け、あこがれ続けられる要素に満ち溢れています。